2019年度 理事長所信

                      公益社団法人今治青年会議所
                      第54代理事長 渡辺 仁 

             2019年度 スローガン
             「縁が導く 光溢れるまちへ」

〜はじめに〜
 1966年、地域の明るい未来を目指して、今治青年会議所の運動は始まり、先輩諸氏の熱い情熱と努力の結晶によって、故郷のまちづくりに大きな影響を与え、伝統を継承し53年間という長い歴史を刻んでまいりました。歴史は1年365日ごとの積み重ねであり、その連続の中でしか生まれません。これまで今治青年会議所は、その1年1年において地域からの期待に応えてまいりました。先輩諸氏の存在、また創造力や行動力は私にとって大きな力と勇気を与えてくれるものでありました。私はこのような組織の一員であることが純粋に嬉しく、誇りに思っています。
 今、世の中に、心の底から幸せを感じて生きている人間はどれほどいるだろうか。幸せになりたい。そうは言うけれど、明るい明日を光り輝く未来を明確に描くことのできる人間はどれほどいるだろうか。『人間は他人のことを思いやって行動し、良い結果を得た時に、心からの喜びを感じるものである。その喜びこそ、人間愛に基づくほんとうの「幸せ」なのである。』銀河鉄道の夜の中で出てくる言葉です。私は、青年会議所運動はまさにこれに当てはまると考えます。明るい豊かな社会の実現に向けて、地域の人々を幸せに導く事が我々の責務だとするなら、まずは私たち自身が幸せを感じることのできる人間に成長しなければいけません。

〜縁が導く新たな友情〜
 全国的に青年会議所における会員拡大は急務であると言われ続けています。様々な社会状況の変化により、企業数の減少や人手不足等の課題がすぐには解決できないことも会員が減少する要因のひとつです。他方で、会員減少の理由を挙げればきりがない現状において、会員拡大に成功している青年会議所が全国にあるのも事実です。
 いかなる状況であったとしても、私たちの魅力次第で成果を変えることができます。今治青年会議所という「縁」で結ばれた我々が、JC活動で得た魅力を自分の言葉で、想いで語ることができれば、新たな同志との「縁」が生まれると信じています。会員拡大はJC運動の拡大です。魅力を発信し、同志が集い活動をし、運動を展開することで、「明るい豊かな今治」が実現できると確信しています。 

〜「個から全」「伝統と革新」進化する組織〜
 組織において最も大切なのはメンバー一人ひとりです。今治青年会議所を形成しているのも紛れもなくメンバー一人ひとりであることは言うまでもありません。また、創立から半世紀以上、いつの時代も変わることなく連綿と受け継がれてきた今治青年会議所の伝統である「団結力」も組織においては最も大切な要素のひとつであると考えます。
 明るい豊かな今治を実現するには、盤石な運営基盤の下に形成された効率的且つ統制された組織であることが必要です。厳粛で効率的な諸会議を行うとともに、時代とともに移り変わる社会情勢に対応した組織運営をしていきましょう。
 「個」が輝けば、組織も輝く。入会年数の浅いメンバーが増えている現状を踏まえ、相集い力を合わせ「個」の成長の機会を創出するとともに、組織として団結力を醸成し、変化を恐れず魅力ある組織へと進化し続けましょう。
 
〜人間力を高め、魅力溢れる人財へ〜
 私が考える人間力の真髄とは、「心を磨く」こと。人を思いやる気持ち、人に感謝する気持ち、人を喜ばせたいと思う気持ち、日々の生活の中で当たり前のことを当然と捉えるのではなく、有難いと思うこと、このような道徳心や感性が、“ひと”や“まち”の心の琴線に触れ、意識を変革することができると考えます。
 まずは、周囲を変えるためにはまずは自らが変わることが必要だという主体変容の精神を育み、メンバー個々の人間力の向上を図ります。また、青年会議所としての組織の在り方やJC運動に必要とされる価値観を学び、社会に対してより良い影響を与えられるJAYCEEを育成してまいります。
 勘違いしてはならないのは、私たちが修練を重ねる最終目的は、青年会議所活動のためだけではないということです。学びの先にある本当の目的を見据え、あらゆる機会をチャンスと捉え、本気で向き合い学ぶことにより、自己の人間力を高める研鑽を行っていきましょう。

〜人間愛に満ち溢れる青少年の育成〜
 日本は古来より万物に対して感謝し畏れ敬ってきました。その精神文化、いわゆる日本人としての価値観や美徳は教育にも繋がるはずです。地域社会の大人である青年会議所が為すべきことは、学校や教科書から教わることとはまた違った知識や視点、体験の機会を提供することであり、その役割が求められていると考えます。
 国の教育方針は「詰め込み教育」から、「ゆとり教育」、そして近年では「生きる力の育成」、今後は「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」へとその時代に合わせ変化してきました。しかし、どんな時代にあっても子どもを育てる親の想いや、教育現場の想い、地域の想いは変わらずあるはずです。それは、私たち自身が子どもの頃から、親や先生、地域の大人から受けた想いそのものだったはずです。何よりも大事にすべき地域の宝がいつしか今の我々と同じ目線に立った時、彼らは何を感じるのか、そして、私たちの父や母がどれほどの覚悟を持ち、どんな想いだったのか、今一度、想い巡らせ、この地の青少年を育みましょう。

〜「縁」と「郷土愛」が創造する光輝くまち〜
 私たちのまちは多様性に溢れ、全国に誇れる豊かで魅力ある観光資源を数多く有しております。しかし、それらを存分に活用し発信できていないのも現状です。本年度、今治青年会議所は第49回愛媛ブロック大会今治大会を主管させて頂きます。本大会を今治市で行うことは、お越し頂いた愛媛県内の皆様にまちの魅力を発信できると同時に、市民の皆様に青年会議所運動の意義を発信する重要な機会になると考えます。
 青年会議所の原動力。それは「縁」と「郷土愛」だと私は確信しています。このまちを想い、愛し、誇りを持つからこそ、私たちは郷土のために行動できるのです。おもてなしの心を持ってお越し頂く皆様を迎え入れるとともに、愛媛ブロック大会が新たな同志との「縁」を生むきっかけとなり、さらにメンバーの成長とこのまちが光輝くまちへと発展する大会にしましょう。
 また、ここ近年、国内では地震災害や台風被害、大雨や豪雪などとあらゆる自然災害が発災し避難勧告が余儀なくされる事も少なくありません。全国的に集中豪雨による水害及び土砂被害、さらに竜巻などの自然災害も相次ぎ、もはや過去の常識や経験が通用しない時代だと思います。そのような状態だからこそ、人々の中でも防災意識の機運は高まっているのかも知れません。しかし、一時的ではなく災害はいつ起こりえるかは分からないからこそ、常に意識と知識を高め万事に備える体制づくりが必要だと考えます。
 私たちは、これからの地域を担う責任世代として、そしてJCとして地域の有事の際に率先して行動できる「意識と備え」を確立できるように致します。
 
〜おわりに〜
 私はこの今治青年会議所に入会してから数えきれないほどの人とのご縁を頂きました。そのご縁は常に刺激的で新しい世界をたくさん見せて頂きました。そして、そこには常に成長へと結びつくきっかけがあります。失敗を恐れず積極果敢に挑戦していけるのもこの青年世代しかない。だからこそ、何事にも挑戦する気持ちを持ち続けられる今治青年会議所でありたいと思っています。
 年齢も違う、職業も違う、今まで生きてきた人生も全く違う私たちは、今この瞬間、このまちで、今治青年会議所という「縁」で結ばれています。決して偶然ではない「縁」に心から感謝し、想いをひとつに相集い力を合わせ、人やまち・未来へ「縁」をひろげ、つむぎ、深め、つなげていきましょう。すべての人々が笑顔で幸せだと言える光溢れるまちの創造のために。
 
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